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【比較】ConoHa Wing(コノハウィング)とエックスサーバーはどっちがおすすめ?何を比較したらいい?

【比較】ConoHa Wing(コノハウイング)とエックスサーバーはどっちがおすすめ?違いは何? ConoHa Wing(コノハウイング)

レンタルサーバーでConoHa Wing(コノハウィング)とエックスサーバーで迷っている方は多いです。

ということで今回はConoHa Wingとエックスサーバーの比較です。

そもそも何を比較したらいいの?
どこが決め手になるの?

という方向けの記事です。

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著作者情報
この記事を書いた人

WEBエンジニア11年目。これまでに100を超えるサイトの立ち上げや運営に携わり、2017年に法人化。カスタマイズ、ツール作成、サイト移転まで何でもこなすエキスパート。

ConoHa Wingとエックスサーバーは何を比較して決めたらいい?

エックスサーバーとConoHa Wingですが、スペック的にはどちらも優秀なのですが、現在はエックスサーバーの利点が上回っている印象です

ストレージの性能や、リソース補償、リカバリー機能などエックスサーバーの方が安心できる機能が多数あります。

また、ConoHa Wingではサービス維持費(総額に10%)かかっているので、料金的にもエックスサーバーの方が安くなっています。

以下実際に簡単に解説していきますので、自分でも確認してみてください。

初期費用

レンタルサーバー契約時の最初だけ初期費用がかかりますが、エックスサーバーもConoHa Wingも全プランで初期費用は無料です

  • ConoHa Wing:初期費用無料
  • エックスサーバー:初期費用無料

ストレージの性能と容量

  • ConoHa(ベーシック):300GB(SSD)
  • エックスサーバー(スタンダード):500GB(NVMe

容量はエックスサーバーが500GBでConoHa Wingが300GB。どちらも普通にWordPressの利用であれば十分です。

ちなみに私の別サイト300記事くらい画像多めですが、使用している容量は10GBもありません。

ストレージのスペックとしてはHDD<SSD<NVMeの順に性能が良いです

エックスサーバーは「NVMe」を採用していて、他社のSSDに比べて、データを読み込んだり書き込んだりする速度が格段に速い(約32倍)のが特徴です

エックスサーバーは「NVMe」に対応
エックスサーバーNVMe

vCPUとメモリ

vCPUやメモリはサーバーの処理速度に直結し、数値が高いほどハイスペックです。

ただし、vCPUやメモリを公開していないレンタルサーバーも多く、公表されてないスペックは比較はできません。

逆に公開しているサーバーはスペックに自信があるという見方もできます。

※ConoHa Wingのサーバースペックは公開されていません

vCPU/メモリ割当vCPU/メモリ
ConoHa Wing
ベーシック
非公開6コア/8GB
エックスサーバー
スタンダード
AMD EPYC(第4世代Milan)
vCPU256コア/1536GB
6コア/8GB
リソース保証

通常のレンタルサーバー(共用サーバー)では、1つのサーバーを複数人で利用するため、他ユーザーの影響(負荷)を受けることがあります。

上記表にもあるように割当てられた「vCPU」と「メモリ」があり、エックスサーバーの場合はリソース保証となっています

「リソース保証」とはアカウントに対して最低保証されるCPU・メモリ量です。

エックスサーバーの場合はリソース保証で6コア/8GBとなっていますので、他ユーザーの影響を受けることなく、安定的なサイト表示速度を維持することが可能です

リソース保証

一方でConoHa Wingの場合は「リザーブドプラン」というのがリソース保証のあるプランになりますので、料金が通常よりも高くなります。

ConoHa Wingリザーブドプラン

サーバーのスペックがきちんと公開されており、通常のプランにリソース保証が含まれているエックスサーバーが安心です。

表示速度に直結するWebサーバー(サーバーソフトウェア)

表示速度やレスポンスに関係してくる要素の1つがサーバーソフトウェアです。

サーバーのソフトウェアとして基本的なやつが「Apache」というものです。

Apacheを採用しているのがロリポップ、さくらのレンタルサーバーなど。

で、Apacheが処理しきれない同時の大量アクセスを処理できるようなWebサーバーを作ろうと開発されたのが「nginx(エンジンエックス)」です

「nginx(エンジンエックス)」を採用しているのがエックスサーバー、ConoHa Wingです。

エックスサーバーエンジンエックス
参考:エックスサーバー

という事でサーバーの表示速度やレスポンス的にはApache < nginx という感じでイメージしてもらってOKです

  • エックスサーバー:nginx
  • ConoHa Wing:Apache + nginx

データベース(MySQL)の数

データベースはWordPressのサイトのを作成する時に1つ必要になります。

  • ConoHa Wing(ベーシック):無制限
  • エックスサーバー(スタンダード):無制限

どちらも無制限なのでドメインがあれば大量のサイト運営も可能です。

自動バックアップ

初心者にとっても非常に重要になるのが自動バックアップです。

間違ってデータを削除してしまったり、エラーが出るようになったりしてサイトが表示できなくなったという場合もありますので自動バックアップは重要です。

  • ConoHa Wing(ベーシック):あり(過去14日分)
  • エックスサーバー(スタンダード):あり(過去14日分)

ConoHa Wingでもエックスサーバーでも全プランで自動バックアップが標準装備されています

また、過去14日分のデータがバックアップされているので、日付を指定してサイトを復元するということが簡単にできます。

エックスサーバーには独自のWordPressリカバリー機能がある

エックスサーバーにはWordPressの様々なトラブルを解決する「WordPressリカバリー」機能があります

WordPress初心者の方で多いトラブル

「ホームページが真っ白でなにも表示されない」
「WordPressの管理画面にログインできない」
「不正アクセスを受けたWordPressの復旧」

などの、WordPressの様々なトラブルを解決します。

「WordPressリカバリー機能」は、クリックするだけでトラブルの原因を特定し、自動で修復まで行うため、技術的な知識に不安がある方にも、より安心してWordPressを始めることができるようになりました。

「自動バックアップ」と「リカバリー機能」のあるエックスサーバーが初心者にはおすすめです。

サーバーの転送量

転送量はサイトを閲覧する時にサーバ側から、送られるデータの量で、サーバーとユーザーとの間に、転送できるデータ量です。

要はアクセス数が多いと転送量も多くなるのですが、あまりに集中するとサーバー側に負担がかかるため、転送量の上限が設定されてます。

ただ、レンタルサーバーなどの「共用サーバー」は、1サーバーを複数の運営者が共有することになるので、この数字にそれほど大きな意味はありません。

  • ConoHa Wing(ベーシック):無制限
  • エックスサーバー(スタンダード):無制限

WordPressの始めやすさ

ConoHa Wingもエックスサーバーも初心者の方でも簡単にWordPressを始めることができます。

上記はどちらも同じような機能で、WordPressサイトの開設に必要な「サーバー申し込み」「独自ドメインの設定」「WordPressインストール」「SSL設定」をまとめて自動的に設定できる機能です

なので、初心者の方でも必要事項を入力するだけで、難しい設定など不要でWordPressをスタートすることができます。

料金の比較

料金に関してはConoHa Wingが有利だったのですが、値上げしたこともあり現在はエックスサーバーが安いです。

ConoHa Wingのお得なWINGパックとエックスサーバーのスタンダードで価格を比較してみます。

ConoHa Wing
Wingパック
エックスサーバー
スタンダード
初期費用無料無料
3ヶ月1,452円 1,331円1,320円
6ヶ月1,452円 1,210円1,210円
12ヶ月1,452円 971円1,100円 実質550円
24ヶ月1,452円 842円1,045円 実質522円
36ヶ月1,452円 660円990円 実質495円
備考最大54%OFFキャンペーン中半額キャッシュバック中
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※ConoHa Wingの料金は10%の調整費用が含まれています。

ConoHa Wingサービス維持費

※ConoHa Wingの調整費は為替や市場動向に応じて随時見直しされる予定なので、申込み前に現在の価格を確認しておくことをおすすめします。

ConoHa Wing料金一覧ページを見る

キャンペーンなどで大きく割引もある場合もありますので、キャンペーン内容も比較してください。

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サポート

サーバー選びで大事なのはポイントの1つは安心感です。

サーバーでは色々なトラブルが発生する可能性があります。

  • 障害が発生してサイトが表示されない
  • ハッキングによってサイトが改ざんされる
  • データの消失

などなど、サーバーのトラブルは非常に怖いものが多いので、運営歴やサポートの安心感のあるサーバーを選ぶのがおすすめです。

運営歴が長く、実績があるのはエックスサーバーです。

  • エックスサーバー:2003年~
  • ConoHa Wing:2013年~

その間大きなトラブルもなく運営できている実績という点でエックスサーバーの方が安心感があります。

また、国内シェアがNO.1で利用者が多いのもエックスサーバーです(運用サイト230万件以上)。

「hostadvice」のデータを見てもエックスサーバーのシェアがNO.1となっています

ウェブホスティングのマーケットシェア
引用:2022年の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア

利用者が多いので、分からない事があっても検索すれば何でも情報があります。

また、ConoHa Wingのサポートは平日の対応は可能ですが、土日祝日のサポートがありませんので、その間に問題が発生すると復旧に時間かかる場合があります。

エックスサーバーConoHa Wing
メール24時間365日平日10:00~18:00
電話平日10:00~18:00平日10:00~18:00
チャット平日10:00~18:00平日10:00~18:00

エックスサーバーはレンタルサーバー業界では老舗(2003年~)です。その間大きなトラブルもなく運営できたというのは問題への対処やセキュリティーがしっかりしているという事ですので安心感は抜群です。

サポート対応も◎なのもエックスサーバーの強みです。

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【今すぐ決めたい方向け】ConoHa Wingとエックスサーバーの比較表

ConoHa Wingとエックスサーバーの比較をまとめると以下のようになります。

ConoHa Wingエックスサーバー
価格※初期費用無料
3ヶ月:1,331円
6ヶ月:1,210円
12ヶ月:971円
24ヶ月:842円
36ヶ月:660円
※54%OFFキャンペーン中!
※初期費用無料
3ヶ月:1,320円
6ヶ月:1,210円
12ヶ月:実質550円
24ヶ月:実質522円
36ヶ月:実質495円
※半額キャッシュバック
ディスク容量300GB(SSD)500GB(NVMe
vCPU/メモリ非公開AMD EPYC(第4世代Milan)
vCPU256コア/1536GB
割当vCPU/メモリ6コア/8GB6コア/8GB
リソース保証
WebサーバーApache + nginxnginx
データベース(MySQL)無制限無制限
自動バックアップ過去14日分過去14日分
「WordPressリカバリー」機能あり
サーバーの転送量無制限無制限
WordPressの始めやすさかんたんセットアップクイックスタート
サポートまる二重まる
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ConoHa Wingがおすすめの方

  • 少しでも安いサーバーを利用したい方
  • 学割が使える学生さん

エックスサーバーと比較しても表示速度やスペック面であまり大きな差はありません。

エックスサーバー同様に表示速度は高速ですし、容量も十分、転送量も無制限で自動バックアップも標準装備です。

ただ、サーバーの管理画面はConoHa Wingの方がシンプルで分かりやすいです。

ConoHa Wingの管理画面は5つのメニュー項目しかないため、直感的に操作しやすいのがメリットです。

↓ConoHa Wingの管理画面
ConoHa Wingコントロールパネル_サーバー管理

↓エックスサーバーの管理画面はこんな感じ。
エックスサーバー管理画面

料金もキャンペーン次第になりますが、エックスサーバーよりも若干安く始めることができますし、学生さんであれば学割を利用できます

ConoHa Wingの料金支払にはConoHaカードというのが使えるのですが、このConoHaカードは学割があります。

ConoHa学割

ConoHa学割では、ConoHaカード等の対象商品を学割クーポン利用で10%OFFで購入できます

5,000円割引特典あり
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エックスサーバーがおすすめの人

  • エラーへの対処など何も分からない初心者の方
  • 収益化しているサイトをすでに持っている方
  • 表示速度高速・安心・安定の実績を重視する方

個人的にいつもおすすめしているのはエックスサーバーです。

サーバーで恐ろしいのはサーバーの障害でサイトに長時間アクセスできないとか、データの改ざん、乗っ取り、最悪なのはデータの消滅です。

エックスサーバーはレンタルサーバー業界では老舗(2003年~)です。その間大きなトラブルもなく運営できたというのは問題への対処やセキュリティーがしっかりしているという事ですので安心感は抜群です。

サポート対応も◎。しかも365日24時間対応なのもエックスサーバーの強み。

自動バックアップも全プラン無料で装備されていて、過去14日分のバックアップデータを無料で取得可能です。

WordPressではphpファイル編集やプラグインで予期せぬエラーが出たりしますが、対処が全く分からない初心者こそ、サポートの手厚いエックスサーバーが実はおすすめ。

また、「WordPress簡単移行機能」があるので、別のサーバーからの移転もとても簡単です。

「エックスサーバーの自動バックアップ本当にあってよかった!データ復旧できた!」
「エックスサーバーのサポートはレベル高い!」
「クイックスタートで初心者でも簡単にWordPress設置できる」

という意見が多かったです。

ブログをしていく上でサーバーに必要な事は「安定している事」「複数のサイトを運営できる事」「多くのアクセスに耐えられる事」「バックアップやサポートがしっかりしている事」等が挙げられますが、エックスサーバーなら全てを満たして運営できます。

料金がやや高いのがネックと言われてきたエックスサーバーですが、2024年現在では他のサーバーが値上げラッシュの中、エックスサーバーだけは値上げなし。

また、全プランの初期費用も0円、さらに永久無料の独自ドメインが2つもらえるのもメリットです

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