評判の良かった「ConoHa Wing」をいくつかのサイトで利用しているのですが、実際に感じているメリット・デメリットについて紹介していきます。
個人的にエックスサーバー、ロリポップ、mixhost、シンレンタルサーバーも利用しているため、使用感の違いなども解説していきます。

↓通常のキャンペーンのみだと11,286円。
↓割引特典リンクからの申し込みならキャンペーン価格から5,000円割引されます。
※プラン選択時に料金の合計が5,000円割引されていることを確認してください。
ConoHa Wingを使ってみて感じたメリット
先にConoHa Wingを利用して感じたメリットを紹介していきます。
メリット1.WINGパックが便利でお得
ConoHa Wingには2つの料金タイプがあります。
- 通常料金:2.5 円/時(1ヶ月最大1,452円)
- Wingパック:長期利用割引プラン
ConoHa Wingの「WINGパック」は、レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった長期利用割引プランです。
WINGパックだと長期で契約するほど割引率が高くなります。
※上図は12ヶ月契約の場合の割引き
- サーバーとドメインがセット(セットなので管理が楽)
- 「かんたんセットアップ」で申し込みと同時にすぐにWordPressが始められる
- 独自ドメインが永久無料(WINGパック継続の間はドメインの更新料金が0円)
- 契約期間の長さに応じて割引
というメリットがあります。
メリット2.初心者でも使いやすく困らない
先程Wingパックの所でも紹介しましたが、ConoHa WingのWingパックなら「かんたんセットアップ」が利用できます。
通常WordPressでブログを始める場合には以下のような手順が必要です。
- レンタルサーバーへの申込み
- ドメインの取得
- ドメインの設定やDNSの設定
- WordPressのインストール
ConoHa Wingのかんたんセットアップであれば上記の工程がほぼ省略する事ができるので、初心者の方でも迷う部分がありません。
10分程度でサーバー契約・ドメイン契約・サーバーとドメインの紐付け・WordPress設置まで全部終わってしまうので本当に簡単です。
他のサーバーでも同じ機能があります。
- エックスサーバー:クイックスタート
- ロリポップ:同時インストール
- mixhost:クイックスタート
- ConoHa Wing:かんたんセットアップ
などなど、それぞれ名前は違いますが、同じ機能です。
また、サーバーの管理画面は非常にシンプルで使いやすいというメリットもあります。

メリット3.学生さんや教職員の方は学割が使える
学生さん・教職員の方であれば学割が利用できます。
ConoHa Wingの料金支払には「ConoHaカード」というのが使えるのですが、このConoHaカードは学割があります。
ConoHa学割では、ConoHaカード等の対象商品を学割クーポン利用で10%OFFで購入できます。
メリット4.表示速度が早い
サーバー処理速度NO.1を謳うConoHa Wingだけあって表示速度は早いです。
WordPressの管理画面も執筆もサクサクでストレスはありません。
表示速度が遅いと、ユーザーがサイト表示前に離脱してしまいますし、2、3秒の表示速度が売上に大きな影響を与えます。
また、サイトの表示速度は検索順位にも影響する部分なので高速なサーバーが必須です。
同じように高速なサーバーとしては「エックスサーバー」、「ロリポップのベーシックプラン」などもおすすめです。
メリット5.キャンペーンで永久無料の独自ドメインがもらえる
ConoHa Wingでは毎回独自ドメインが2つ永久無料で利用できるキャンペーンをやっています。
通常独自ドメインは取得時に取得費用がかかりますし、1年ごとに更新費用がかかります。
↓取得費用と更新費用の例
つまり独自ドメインを利用している間は「毎年」ドメインの費用がかかります。
なのでドメインの料金が永久無料のキャンペーンというのは長期で利用すればするほどお得になります。

「ドメインプレゼントキャンペーンでデメリットはないんですか?」
とよく質問受けるのですが、デメリットはありません。
ただ、無料で利用できるのはそのレンタルサーバーを利用している間です。
サーバー解約した後も同じドメインを利用したいという場合は更新費用などは自分で払う必要がありますので、長期で利用できるレンタルサーバーを選ぶことをおすすめします。
同じように永久無料の独自ドメインがもらえるサーバーとしては「エックスサーバー」「ロリポップのベーシックプラン」などがあります。
ConoHa Wing利用して感じたデメリット
ConoHa Wingをしていて実際に感じたデメリットをまとめてみました。
それぞれ紹介していきます。
デメリット1.無料体験(お試し)期間がない
ConoHa Wingではお試し期間がありません。
(例)
ConoHa Wingは無料のお試し期間はないですが、最低利用期間はなく1時間単位の料金体系なので、例えばベーシックプランなら1時間2.2円~。
使った分だけの料金しかかからないですし、初期費用もかからないので特に大きなデメリットではないかなと思います。
ただ、WINGパックで長期契約していて解約したくなった場合に返金などがないので注意です。
デメリット2.サーバーの管理画面が重い(遅い)
サイトの表示速度は早いですし、WordPressの管理画面もサクサクです。
ただ、ConoHa Wingの管理画面が重い(遅い)ことが多いです。
料金の確認・支払いや、ドメインの追加、新規WordPressのインストールなど普段はあまり利用することはないので良いのですが、使う時はややストレスを感じます。
デメリット3.WAF(ファイアーウォール)がききすぎる
WAFは簡単にいうとセキュリティーのバリアみたいなものですが、これの判定が厳しくて時々正常なものもブロックしてしまうというイメージでOKです。
例えばプラグインの設定、テーマの設定などでエラーがでる場合に一時的にWAFの解除が必要になる場合があります。
実際にSNSで検索してみても以下のような意見がありました。
・アドセンス申請→合格後の一連の流れで、ことごとくConoHa WINGのWAF (Webアプリケーションファイアウォール)が邪魔をしてくる。
・初心者だから、WAFが原因だとたどり着くまでにそこそこ時間かかるの
最初から分かっていればすぐに対処可能ですが、初心者にとってはちょっと困るかな?と思います。
デメリット4.SSL証明関係のエラーが起きることがある
SSL(http通信の暗号化)に関して不具合が発生することがあるようです。
SSL証明書というのが通常は自動更新されるのですが、自動更新されないエラーが起きることがありました。
SSL証明書の自動更新ができずに期限を過ぎてしまうと、サイトが表示されなくなる場合もあります。
こちらもSNSで同じような意見の方がいましたので個人的なトラブルではないようです。
「接続はプライベートではありません」が表示されるので影響は大きいです。
・コノハSSL更新で不具合出てるけどこちらでできる対処はなし。
追記:現在は公式から対処方法が公開されてます。
「無料独自SSL」の利用設定を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」にすることで対処できます。
デメリット5.他のサーバーと比較して料金は安いわけではない
コスパが良いと言われることが多いConoHa Wingですが、料金を比較してみるとそこまで安いわけではありません。
ConoHa Wing Wingパック | エックスサーバー スタンダード | mixhost スタンダード | ロリポップ ベーシック |
|
---|---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
3ヶ月 | 1,331円 | 1,320円 | 968円 | 1,320円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 1,210円 | 1,210円 | |
12ヶ月 | 880円 | 880円 | 968円 | 990円 |
24ヶ月 | 783円 | 783円 | 935円 | |
36ヶ月 | 693円 | 695円 | 968円 | 550円 |
2年目以降の月額 (1年契約した場合) | 1,452円 | 1,100円 | 2,178円 | 990円 |
キャンペーン | 最大55%OFFキャンペーン | 30%OFFキャンペーン中 | 最大70%OFFキャンペーン |
キャンペーンで安くはなっていますが、2年目以降の料金を見ればめちゃくちゃ安い!ということはありません。
デメリット6.土日祝日はサポート対応がない
ConoHa Wingのサポートは平日の対応は可能ですが、土日祝日のサポートがありませんので、その間に問題が発生すると復旧に時間かかる場合があります。
特に年末や夏季休業など連休のある時に障害などが発生すると復旧に時間がかかりますし、サポートへの問い合わせも返信が来ません。
Q:サポート時間を教えてください。
A:ConoHaのサポートはメール、電話、チャットの3つになります。
・メール:平日10:00~18:00
※平日10:00~18:00に順次ご案内いたします。
※お問い合わせは24時間受け付けております。・電話:平日10:00~18:00
・チャット:平日10:00~18:00
この辺がサポートの良いエックスサーバーと迷う部分です。
ConoHa Wingのサービス開始は2018年09月。
まだ数年の実績しかないというのが1つデメリットになっている印象ですが、今後トラブルなどもグッと減ってくると思われます。
必ずしも運営が長ければ安心という訳ではないですが、運営が長く大きなトラブルのないサーバーは安心感があります。
サーバーのよく分からないトラブルは避けたいって方は安心・安定の「エックスサーバー」を選ぶのもあり。


デメリット7.アダルトサイト関連のサイトやコンテンツの運用はできない
ConoHa Wingではアダルトサイトの運用はできません。
わいせつ、児童ポルノ若しくは児童虐待に相当する画像、映像、音声若しくは文書等を送信又は表示する行為が禁止となっています。
規約違反でのサービス停止などは一番怖いので、アダルトサイトでなくても、そいういうものを連想させるような画像・動画・アフィリエイト広告などの使用も避けた方が良いでしょう。
アダルト関連や出会い系の画像・広告なども使うかもという方はアダルトサイト運用がOKのレンタルサーバーを選ぶようにしてください。

ConoHa Wingのメリット・デメリットまとめ
■メリット
- WINGパックが便利でお得
- 初心者でも使いやすく困らない
- 学生さんや教職員の方は学割が利用できる
- 表示速度が早い
- キャンペーンで永久無料の独自ドメインがもらえる
■デメリット
- 無料の体験期間がない
- WAFがききすぎる
- SSL証明関係のエラーがでることがある
- 他のサーバーと比較して料金は安いわけではない
- 土日祝日はサポートがない
- アダルト関連の画像や動画、広告は禁止
という感じになりました。
ConoHa Wingは表示速度も早くて使いやすいですが、サポート面でちょっと心配な部分もあります。
個人的にはエックスサーバーをおすすめしているのですが、比較記事も書いてますので、こちらも参考にしてみてください。

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