ミラブルプラスのテレビCMでは、頬に描いたマジックがきれいに落ちていますよね。
マツエクをしている人の中には、「ミラブルでマツエクがはずれるのでは？」と心配している人もいるのではないでしょうか？
わたしは数年前にマツエク用のグルー（接着剤）の開発に関わったことがあります。
その時の経験からすると、ミラブルのシャワーヘッドを使ったという理由だけで、マツエクが簡単にはずれてしまうことはありません。
今回はミラブルのシャワーヘッドを使っても、マツエクがはずれることを過剰に心配する必要はないということを紹介していきます。
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マツエクはどんな時に外れやすい？ミラブルの利用は大丈夫？
マツエクがはずれやすいのはまつ毛に急な力がかかってしまった時。
次のような時に、マツエクがとれたり曲がったりした経験はありませんか？
- 洗顔後にタオルで強めに顔を拭いた
- うつ伏せで寝てしまった
- 急いでマスカラを塗った
無意識なうちにまつ毛を繊維やブラシで引っかけて、まつ毛にいきなり力がかかるので、マツエクがはずれてしまうんです。
でも、こういったシーンでは、シャワーヘッドは全く関わっていませんよね。
なので、ミラブルは他のシャワーヘッドを使った場合よりマツエクがはずれやすいという事はありません。
急な力がかかるとマツエクがはずれてしまう理由
マツエクでは、まつ毛とエクステをくっつけるための専用のグルー（マツエク用の接着剤）を使います。
このグルー、短時間でたくさんのエクステをつけるには便利なんですが、実は弱点があります。
それは、「衝撃に弱い」ということ。
グルーの中の成分を見てもらうと「シアノアクリレート」という成分が見つかります。
聞いたことがないという人もいると思いますが、これは要するに瞬間接着剤。
瞬間的にモノをくっつけれるのは、短時間でたくさんのエクステをつけないといけないマツエクには欠かすことができない接着剤です。
でも、前述したように瞬間接着剤には、「衝撃に弱く、強い力が急に加わるとはずれてしまうことがある」という大きな弱点があります。
同じ成分を使っている以上、この弱点はマツエク用のグルーの場合も同じなので、まつ毛に急な力がかかるとマツエクがはずれてしまうわけです。
ミラブルでシャワーするときの注意点３つ
ミラブルのシャワーヘッドがマツエクに急な力を加えることはありませんから、マツエクをしている人も基本的には使っても大丈夫です。
ただし、マツエクのグルーはお湯（水＋熱）で徐々に弱くなっていくので、シャワーをするときは注意が必要。
次に解説する注意点をしっかり守れば、マツエクをしていてもミラブルのある生活を楽しめますよ。
１．マツエクの施術後4、5時間はシャワーを使わない
マツエクって、施術が終わった直後からまばたきもできますよね。
なので、まつ毛とエクステがしっかりくっついていると思われる人もいると思います。
中には、帰ったらすぐにシャワーを浴びようかなぁ、なんて思う人もいるのではないでしょうか。
たしかにエクステがしっかりくっついているように見えますが、施術直後はまだまだ接着が弱い状態。
この間にシャワーをしたり、顔を洗ったりすると、
- まつ毛にお湯がかかるとマツエクが長持ちしない
- 少しのちからだけでもエクステが簡単にはずれる
ということが起こる可能性があります。
２．まつ毛に直接シャワーを当てない
4,5時間もたてば、まつ毛にシャワーをガンガンあてても大丈夫かというと、それはちょっと考えもの。
シャワーの水圧でもまつ毛に直接当て続けると、負担が重なってマツエクの持ちが悪くなるかも。
まつ毛を洗うときは、直接まつ毛にシャワーを当てず、手のひらにためたお湯で優しく洗うことをおすすめします。
でも、どうしてもシャワーを顔に直接当てたい場合は、できるだけ弱い水圧で短時間で。
これならマツエクへの負担も小さいので、持ちにも影響がでないはずです。
３．シャワー後はやさしくていねいにまつ毛の水分を拭き取る
シャワーした後もまつ毛に水分が残っていると、グルーが弱まってしまう可能性があります。
マツエクを長持ちさせるなら、水分はしっかり取り除いておきましょう。
注意しないといけないのは「どうやって水分を取り除くのか？」ということ。
固まっているグルーにダメージを与えないように、
- タオルで水分を取り除く場合は、やさしくポンッポンッポンッと上から抑える
- ドライヤーで乾かす場合は、冷たい風で優しく風を当てる
というのがおすすめです。
以上ミラブルを使ったという理由だけで、マツエクが簡単にはずれてしまうことはないという記事でした。
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