「『バランス釜』って一体どんなもの?」
ミラブルはバランス釜では使えないことを知って、調べている人はおられませんか?
もし自分がバランス釜を使っていて、購入したミラブルが使えないと残念すぎますよね。
今回はバランス釜を見分ける方法について解説していきます。
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バランス釜ってどんなもの?
バランス釜とは室外から取り込んだ空気でガスを燃焼させてお風呂のお湯を沸かす給湯器。
取り込んだ空気と同じ量の空気を排出して“バランス”をとっているのが特徴で、『BF釜(Balanced Flue 釜)』と呼ばれることもあります。
「自宅の給湯器が何なのか分からない・・・」
そんな疑問や不安をお持ちのあなたも心配する必要はありません。
次に解説するバランス釜の見分け方を読んでもらえれば、とっても簡単に判断できるようになります。
バランス釜の見分け方
バランス釜の見分け方はとても簡単。
次の3つのポイントをチェックしてもらえれば大丈夫です。
① 浴槽の真横をチェック
まず最初に確かめてほしいところは浴槽の周囲。
もしバランス釜なら、下の画像のように「浴槽の真横」に設置されているはずです!
一般的なお風呂用の給湯器は、浴槽の横には置かれていませんので、浴槽の周囲を確認してもらえれば、一発でバランス釜かどうか判断できます。
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② 部屋の外側の給排気口をチェック
2番目に確かめてほしいことは、浴室が接している共用の廊下や外側の壁。
バランス釜ではお湯を沸かすために、部屋の外側から新しい空気を取り入れ、使ったあとの空気は部屋の外側に排出します。
もしバランス釜を使っているなら、その空気の出し入れに使われる給排気口が共用廊下や外側の壁から飛び出ているはずです。
上の画像の矢印で示したのが実際のバランス釜の給排気口です。
もし廊下や壁に怪しいボックスのようなもの見かけたら、しっかり見比べてみてくださいね。
③ 住んでいる家の築年数をチェック
最後に確認してほしいのは、今住んでいる家の築年数。
というのも、バランス釜がよく使われていたのは昭和の時代で、西暦にすると1990年代までのことです。
たとえば、Yahoo!不動産でバランス釜を使っている賃貸物件を調べてみた結果、607件の物件がヒットしました(調査日:2023年8月5日)。
一番、築年数が浅いものでも築26年(1997年11月築)で、その次に浅い物件は築33年でした。
もしあなたの住んでいるお家が、2000年以降に建てられているならバランス釜が使われている可能性は低いと言えます。
- 浴槽の真横に給湯器はないか?
- 共用廊下や外側の壁に給排気口はないか?
- 2000年以降に建てられているか?
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ミラブルがバランス釜に対応していない2つの理由
「ミラブルはなぜバランス釜だと使えないのか?」
もし大した理由じゃないなら、そもそもバランス釜かどうかなんて気にする必要はないですよね。
でも次の理由があるので、気にしておいた方が良さそうですよ。
理由① 水圧が弱くシャワーできない
ミラブルがバランス釜に対応していない一番の理由は水圧の問題。
バランス釜はお湯をたくさん作り出すことができないので、最新の給湯器のように水圧を強くすることができません。
特に気温が低い冬場だとお湯の量がかなり減るので、水圧の強さがさらに半分ぐらいに下がってしまうこともあります。
ミラブルの場合はある程度、給湯器からの水圧がないと、
- ウルトラファインバブルが発生しない
- そもそもシャワーができない
せっかくミラブルを使っても、シャワーができないなら意味ないですよね。
理由② 止水ボタンの使用でバランス釜が故障する可能性がある
本来はとても便利な機能なんですが、止水ボタンを使うとお湯が逆流してバランス釜が故障。
逆流を防止するための『逆止弁』という装置もありますが、逆止弁がついているバランス釜はほとんどありません。
ミラブルゼロに限らずストップボタンが付いているシャワーヘッドは、基本的にはバランス釜で使えないんですよ。
ミラブルがバランス釜で使えない理由はとても重要。
もしおうちの給湯器がバランス釜なら、残念ですがミラブルを取り付けるのはあきらめてくださいね。
以上ミラブルが使えないバランス釜の見分け方でした。